雑記

光っているとっておきの情熱をチルドしてく

見ず知らずのアイドルオタクのブログに感動した話

今日も今日とてアイドルの話をしてやる‼️

 実は私、黒髪フェチでして。

常日頃あらゆる方向と状況で誰かの見た目を〝いいな〟って思っているものの、ふと考えると黒髪の人にグッときてることが多い。

自分自身髪を染めたい欲というのが全然ないし、森高千里五輪真弓重信房子のような綺麗な黒髪に憧れる。それか志磨遼平や森田童子みたいな黒髪パーマ。大学生になったらします。

思えば私が最近大好きなアイドルも30年以上の長いキャリアで髪を染色している印象がない。

少し気になったので、ほんとに染色歴がないのか調べていたらとあるブログがヒットした(本題)。

 その記事はファン歴は20年を超えるという古参ファンが書いた2020年ごろのブログだった。当時何十年ぶりに髪を染めて歌番組に登場しファンをざわつかせていた自担(=私の好きなアイドル)について書かれていた。筆者いわく、自担は(デビュー当時に一瞬茶髪にしていたこともあるが)周りのアイドルが総じて髪を染めている中1人だけずっと黒髪だったのだそう。この時点で当初私が気になっていたことは解決した。だから「ほとんど染色歴のないアイドルが好きなんて私ってやっぱ黒髪が好きなんだ〜💦」と小っ恥ずかしくなりつつ退散してもよかった。けど!その後に続く文章に私は心動かされたという話がしたい‼️

 どんな文章か一言で言うなら〝感情に理屈をつける〟のが上手い文章だった。

 そもそも〝好きであること〟に言葉はいらない。だって感情だし、生理現象だから。

それでもわざわざ言葉を紡ぐのはどういうことだろう。なぜそんな感情になったのか理由を考える、その感情自体を言葉で表現する、自分の感情を通じて好きな対象について何か考えられることを見つける、こんなあたりかな?

こうやって羅列するのは簡単だけど好きだというポジティブな感情は純度100パーセントで言葉にするのが難しい。他者に言及してる以上どうしても正確な事は言えないし愛が根底にあると一方通行が加速して品が欠けたり失礼なものになりかねない。

 そんな中で件のブログは〝自担が突如茶髪になったことへの驚き〟という感情を出発点に美しい自担への考察がなされていた。その上、筆者の愛も伝わってきてとてつもなく愛おしいものになっていた。

 私は心動かされる存在や出来事には積極的に言及したいと思っている。でもどんなふうにしたらいいのかそもそも言及していいのかと日々悩んでいる。だから見ず知らずの同担(⁉️)のブログにひとつの模範例が見れた気がして嬉しかった。

 自分以外の対象にも美しい言葉が紡げる人になりたいぜ!